年子で下の子がもうすぐ産まれるんだけど、二人乗りベビーカーは必要なのかな?
上の子のときにベビーカーは買ったし、わざわざ二人乗りベビーカーを買うべきか悩む・・・
年子育児中のママ、二人乗りベビーカーを購入したほうがいいのかどうか、悩んでいませんか?
二人乗りベビーカーを買うべきか迷っている方も多いはず。
二人乗りベビーカーがあったほうがいい場合とそうでない場合は、生活環境によって異なります。
この記事では、年子育児における二人乗りベビーカーの必要性や選び方、注意点についてくわしく解説します。
年子兄弟(3歳ともうすぐ2歳)を育てている私は、二人乗りベビーカーを活用しています!
年子のベビーカー問題どうしてる?二人乗りベビーカーの必要性
年子育児では、外出時のベビーカー問題に頭を悩ませるママが多いもの。
二人乗りベビーカーは本当に必要なのでしょうか?
まずは、二人乗りベビーカーがあったほうがいい人となくてもいい人の特徴を見ていきましょう。
二人乗りベビーカーがあったほうがいい人
以下のような特徴がある人は、二人乗りベビーカーがあると便利です。
- 抱っこが多い
- 長距離移動が多い
- ワンオペ育児をしている
- 車がない
- 3人以上の兄弟姉妹がいる
- ママの体力や体調に心配がある
下の子を抱っこしながら上の子の面倒を見るのは大変。二人乗りなら両手が空くので安心です。
電車での移動や長時間のお出かけが多い場合、二人乗りベビーカーがあると体力的にも、荷物を持つ負担も軽減されます。
ママ一人で二人の子どもの面倒を見るのは非常にむずかしいですよね。二人乗りベビーカーがあれば、危険にさらすことなく、移動がぐっと楽になります。
車での移動ではなく徒歩や公共交通機関での移動が主な場合、子どもが歩かない!といったシーンでも活躍してくれるでしょう。
妊娠中や産後の体調不良時も、二人乗りベビーカーは安心して外出するための強い味方になってくれるアイテムです。
二人乗りベビーカーがなくてもいい人
一方で、以下のような特徴がある人は、二人乗りベビーカーがなくてもとくに不便には感じないかもしれません。
- 車移動が多い
- 子どもがベビーカー拒否をする
- 自転車で移動できる
- 上の子がある程度歩ける
車で移動することが多い場合、荷物を置く場所は確保されていて、抱っこの必要性もないため二人乗りベビーカーの必要性は低くなります。
ベビーカーに乗りたがらない子どもの場合も、無理に二人乗りを購入したところでかえって無駄な出費となってしまう可能性があるでしょう。
二人乗り自転車があれば、近場のお出かけにおいては二人乗りベビーカーより移動が楽になります。1歳未満の乗車は推奨されていないため、下の子が乳児の場合は自転車移動ではなくベビーカーの使用が望ましいです。
上の子がある程度の時間歩けるなら、下の子用の一人乗りベビーカーで十分なケースも。ステップなどを活用して、二人を乗せられるようにするのもオススメです。
年子のベビーカー選びで重視したいポイント
二人乗りベビーカーを選ぶ際は、以下のポイントを重視しましょう。
価格やデザインだけでなく、ママや子どもにとって使いやすいか・安全かどうかを考えるのが大切です。
- 操作がしやすい
- 車体が安定している
- 日よけができる
- 子どもが寝られる
- たたんだときに自立する
- 適用年齢に当てはまる
重いベビーカーは体力的に厳しいもの。軽量で動かしやすく、持ち運びやすいものを選ぶとママの負担が軽減されます。
二人を乗せるため、安定性は重要です。転倒の危険が少ないものを選ぶようにしてくださいね。
また子どもは大人より皮膚が薄いので、紫外線から肌を守るためにしっかりとした日よけがあるものを選ぶのがオススメです。
お出かけ中に寝てしまっても大丈夫なようにリクライニング機能付きを選べば、長時間のお出かけも安心ですよ。
たたんだときに自立するタイプは、自宅での収納時や電車・バスなどの移動時にたたまなくてはならないシーンで非常に役立ちます。
子どもの年齢や体格に合ったものを選ぶのも大切です。せっかく買ったのにまだ乗れない、すぐに乗れない狭さになってしまうなどではもったいないですよね。
二人乗りベビーカーにはさまざまな種類があるため、子どもやママの負担を考えて選択するようにしてください。
年子の二人乗りベビーカーを買って後悔する理由
二人乗りベビーカーを購入したものの、後悔してしまう理由を紹介します。
- バスに乗れない
- 腕の負荷がかなりかかる
- 転んだら起こせない
- 乗る期間が短い
二人乗りベビーカーによっては、大きすぎてバスに乗れないこともあります。また、子どもたちが乗ったまま乗車しようとすると、重さで持ちあがらないケースも。
帰省のためベビーカーでバスに乗ろうとしたら、まったく持ち上がらない!
乗車していた男性に手伝ってもらい無事に乗れましたが、乗客のみなさんからの視線は痛かったです・・・。
二人乗りベビーカーは重量があるため、平坦な道だとしても長時間使用していると、腕や肩に負担がかかります。
同じく二人乗りベビーカーはかなり重いので、万が一転倒した際に女性一人で起こすのはほぼ無理です。
子どもの成長が早いと、思ったより早く使わなくなりもったいなさを感じることもあります。
二人乗りベビーカーは便利な反面、一人では対応できないことがある点で「買っても使いこなせない」と思い、後悔してしまうケースがあるのです。
年子のベビーカーを買うタイミングはどうしてる?
下の子が生まれて、抱っことベビーカーでの移動がしんどいと思い始めることで購入する人が多いです。
筆者の実体験として、下の子の腰がすわる6か月ごろから二人乗りベビーカーを使い始めました。
これから購入を考えているママにアドバイスするなら、この時期より少し前に買っておくのがちょうどいいタイミングです。
赤ちゃんの首がすわって、ある程度安定して座れるようになるのを待ってから使い始めるのがポイントですよ。
楽天スーパーセールなどで安く買える時期を狙って購入すると、経済的な負担もやや減らせるのでオススメです!
もちろん、お子さんの成長に合わせて使い始める時期は判断してくださいね。
年子の二人乗りベビーカーを使用するときの注意点
二人乗りベビーカーを使用するときの注意点も紹介していきます。
ひとつずつ見ていきましょう。
改札を通れない幅のベビーカーがある
海外製や横並びタイプのベビーカーだと、駅の改札を通れない可能性があります。
一般的な改札は、標準的に55cm~50cmです。バリアフリー用だと90㎝幅のものもありますが、全改札にあるとは限りません。
改札を通れないと、せっかく購入したのに使えなくなってしまうため、電車やバスを利用する機会が多い場合は、必ず事前に幅をチェックしましょう。
国内メーカーの縦型タイプなら、ほとんどの場合は問題ありません。
バスに乗るときはワンオペだとむずかしい
ママが一人で年子兄弟・姉妹を連れて出かけることが多い家庭は、バスに乗るのがむずかしいです。
一人乗りベビーカーに比べて、二人乗りは重量も大きさも増します。
バスに乗る際、一人で二人乗りベビーカーを持ち上げて乗り込むのは至難の業。ステップが高いバスだと、さらに難易度があがります。
「ベビーカーを畳んで、二人の子どもを抱えて乗り込む」というのは、ほぼ確実に無理です。
とくにまだ言葉を理解しづらく「バスに乗って」の言葉に素直に対応できない1歳2歳の子どもたちを連れている場合には、うまく乗り込めずお手上げ状態になる可能性すらあるでしょう。
バス移動が多い場合は、パパや祖父母などと乗る、または車内にいる乗客や同じバス停から乗り込む人に助けを求めるなどの対応が必要です。
抱っこ紐も必ず持っていく
二人乗りベビーカーだけでは対応しきれないシーンもあるため、必ず抱っこ紐も持っていくことが重要です。
二人乗りベビーカーに乗せていても、抱っこを求められるシーンは必ずありますよね。
筆者は子どもたちと電車に乗っているとき、二人とも同時にぐずりだしてしまい、抱っこ紐がなくて腕がパンパンでした。
抱っこ紐がないせいで片手が空かず、下車できないためベビーカーを足で押しましたが・・・周囲に迷惑をかけてしまうだけでなく危険です。
「抱っこ紐さえあれば、どんな状況でも対応できる」という安心感は、ママの強い味方になりますよ。
子どもを歩かせると手がふさがって危険がある
二人乗りベビーカーを押しながら、片方の子どもを歩かせるのは危険です。
ベビーカーを押す両手がふさがっているため、歩いている子どもの手を引くことができません。
急に飛び出したり転んだりした際に、すぐに対応できないのです。
安全のため、基本的には二人ともベビーカーに乗せるか、抱っこ紐との併用を考えましょう。
二人乗りベビーカーの種類と特徴
二人乗りベビーカーには、大きく分けて横型と縦型の2種類があります。
それぞれの特徴や注意点を見ていきましょう。
横型タイプ
横型タイプは、子どもを横に並べて座らせるベビーカーです。
- 子どもが並んで座れる
- 視界が広く、子ども同士のコミュニケーションが取りやすい
- 比較的安定性が高い
- 幅が広く、狭い場所や改札の通過が難しいことがある
- 重量が重くなりがち
- 車への積み込みに苦労することもある
横並びなのでけんかになりにくい反面、移動の際には不便なこともあるのが横型ベビーカーの特徴です。
縦型タイプ
縦型タイプは、前後に子どもを座らせるベビーカーです。
- 幅が狭いため、改札やドアの通過がしやすい
- 操作性が比較的良好
- 日本の街中での使用に適している
- 後ろに座る子どもの視界が限られる
- 前後の重量バランスに注意が必要
- 荷物を子どもに踏まれる
縦型タイプは、荷物入れに後ろの子の足を突っ込むことになるため、荷物が高確率で踏まれます。
荷物を詰めすぎていると足の置き場がなく後ろに座っている子が窮屈に感じることもあるでしょう。
重さはありますが、比較的一人乗りベビーカーと同様に操作な点はうれしいです。
年子にオススメの二人乗りベビーカー3選
それぞれの特徴を見ていきましょう。
グレコ デュオスポーツ
グレコ デュオスポーツは横型ベビーカーです。
しっかりとしたフレームに大型車輪のため、操作性のよさが特徴。
大容量のカゴや左右それぞれにリクライニング調整が可能な点も人気です。
カトージ エヴァライト デュオ
カトージ エヴァライト デュオは、縦型ベビーカーです。
一回り大きいタイヤを使用したことで、シングルタイヤでも左右の取り回しがしやすくなっています。
折りたたんでもスペースがかさばらない点もオススメの理由です。
カトージ 二人でゴー 2-Seater
カトージ 二人でゴー 2-Seaterも縦型ベビーカーです。
本体重量はなんと8.3kg。縦型の二人乗りベビーカーは平均9〜15kg程度あるため、二人乗りベビーカーのなかではかなり軽量でママが使用するにも操作のしやすさが特徴です。
後ろの席は立っても座っても乗れる2Way仕様となっています。
しかし、後ろの席は背もたれがない点には注意です。ある程度大きな子であればつかまって座れるものの、まだまだ上の子も小さい場合は背もたれが必要ですよね。
そのようなときは、リアシートを追加することで二人とも背もたれのある座席にすることが可能です。
軽量かつ二人乗りで背もたれがほしい場合もカスタムができる点が魅力となっています。
私もこのベビーカーを使用しています!我が家は階段があるので、持ち上げられる重さであることは必須条件として選びました。
後付けできるベビーカーステップ
二人乗りベビーカーを買うのは経済的・置き場所的に余裕がない・・・という場合には、後付けできるベビーカーステップもオススメです。
一人乗りベビーカーにステップがつけられるので、近くまでなら上の子をステップに乗せて移動できます。
ベビーカーステップは背もたれの取り付けができないため長距離の移動には向いていませんが、徒歩で近くの公園や広場に行く際には大活躍するでしょう。
年子の二人乗りベビーカーはレンタルも可能
二人乗りベビーカーはレンタルすることも可能です。
お試しで使ってみて、長く使用できそうであれば購入を検討したり、短期間だけレンタルしたりするなど使い方はさまざま。
二人乗りベビーカーのレンタルができるサイトを紹介します。
特徴を見ていきましょう。
ベビレンタ-Babyrenta-
ベビレンタ-Babyrenta-は、元保育士が運営しているサービスです。
ベビーカー以外にもさまざまなベビー用品、中古品などを販売しており買取も行っています。
プロ目線で選んでいるため、便利さや使いやすさもお墨付きなのがママにはうれしいポイントになるでしょう。
- 在庫状況の反映が早く商品数も多い
- 色違い商品が多く選ぶ楽しさがある
- 業界最安値のレンタルサービス
ナイスベビー
ナイスベビーは、「今しか使わないけど今こそ必要なもの」をレンタルできるサービスです。
ベビー用品レンタル・ショッピングが可能で、カタログでの販売も行っています。
商品は高温スチーム洗浄や殺菌などを行ったうえで女性目線での細やかな確認とメンテナンスをしてくれるところがママに喜ばれるでしょう。
- レンタルと同時に対象商品を購入することで割引を受けられる
- 配送業者・自社配送かを選択できる
- 女性目線の細やかなメンテナンスで安心できる
愛育ベビー
愛育ベビーは、ベビー用品レンタル・販売の専門店です。
二人乗りベビーカーレンタルの取り扱いも多いのが特徴。
人気のカトージ エヴァライト デュオもレンタルできますよ。
- 宅配のほか、店頭での受け取りができる
- 2か月前から予約を受け付けている
- 幼児用の大型おもちゃの取り扱いもある
年子のベビーカーどうしてる?よくある質問
年子のベビーカー問題について、よくある質問をまとめました。
- Q二人乗りベビーカーは何歳まで使う?
- A
平均的には3歳まで使う人が多いです。テーマパークなどへのお出かけでは疲れて座りたくなることもあるため、1日中歩ける年齢になるまで使う人もいるようです。
- Q二人乗りベビーカーを使わなくなったらどうしてる?
- A
二人乗りベビーカーは粗大ごみで捨てられます。300円程度で捨てられますが、捨てるのはもったいない場合は、買取サービスなどに依頼するのもオススメです。
- Q二人乗りベビーカーの寿命は?
- A
5年程度といわれています。使い方や使う頻度にもよりますが、5年使えれば十分だといえるでしょう。
- Q縦型と横型どっちがオススメ?
- A
場所を取らないので、どちらかといえば縦型がオススメです。
ただし、子どもによって合う合わないがあるので、特徴を知ったうえで試乗してから決めるのが望ましいでしょう。
まとめ:年子のベビーカーは生活環境で考えよう!
年子育児における二人乗りベビーカーの必要性や選び方、注意点についてくわしく解説しました。
二人乗りベビーカーは便利ですが、家族の生活スタイルや子どもの性格によって選び方は変わってきます。
この記事を参考に、あなたの家族に最適なベビーカーを見つけてくださいね。
記事を読んでいただきありがとうございました!
二人乗りベビーカーだけでなく、一人乗りベビーカーで応用したり、レンタルを検討したりさまざまな方法で育児を楽しみましょう!